喉仏とは、甲状軟骨という軟骨の一部であり、一般的に男性は前に出っ張っていますが、女性でも目立つ方がいます。喉仏切除術とは、外面からみて突き出している喉仏を目立たなくさせる手術です。
手術方法としては、喉仏周辺の皮膚を2~3cm切開し、喉仏を露出させたら削り滑らかにします。喉仏が目立ちにくくなると、コンプレックス解消に繋がります。
喉仏のサイズには個人差があり、大きいと男性的なイメージを与えるパーツです。目立つ喉仏がなくなると、首回りがスッキリするため他人に与える印象も変わります。また、人からどう見られているか気にしすぎることもなくなります。
しらゆりメディカルクリニックでは、1mm単位での細かい調節を行う喉仏切除術が可能です。喉仏の下には声帯があるため、削りすぎてしまうと声帯に傷がつき声が変わってしまったり、声が出なくなってしまう場合があります。しかし、当院では声に悪影響しない範囲でご希望に添えるよう、診察時から完成イメージの共有を徹底しています。
手術では、声帯をしっかりと保護しながら、切開したことがバレにくいように縫合します。女性男性問わず受けていただける手術ですので、お気軽にご相談ください。
喉仏切除術は、以下の流れで行います。
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患者様の喉仏の状態や希望する完成形のヒアリング、削る範囲の決定などを行います。 診察の段階で、患者様とのギャップをなくし了解を得たら手術開始です。
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全身麻酔をします。麻酔をかけるときに痛みはありません。院長が麻酔科専門医の資格を持っていますので、しっかりと麻酔を掛け、手術中は意識が無く、目が覚めることはありません。
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麻酔が効いてきたら、喉仏周辺の皮膚を2~3cm切開し喉仏を露出させます。診察で決定した通りに喉仏を削り滑らかにし、切開した皮膚を縫合して終了です。
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喉仏切除術は入院の必要はありません。手術翌日、または翌々日に傷跡のチェックをします。また、1週間後に抜糸を行い、1~2か月後に経過観察でご来院いただきます。
施術時間は、約1時間です。
患者様の症状や、削る範囲などによって個人差があります。
1~2週間程度、患部の腫れがあります。また、1週間程度は声を出しづらい事があります。術後1-2か月は喉仏を休めるためにもささやき声をお勧めしています。
抜糸するまでは傷跡が目立つため首を覆う衣服などで対応しましょう。術後1~2年程度経つと首のシワに入り込む感じで手術の傷跡は目立ちにくくなります。