髪にコンプレックスを抱える方が、近年増えています。AGA(Androgenetic Alopecia)=「男性型脱毛症」は、成人男性に多くみられる脱毛症で、額の生え際や頭頂部の髪が薄くなってくるのが特徴です。女性の薄毛に対してはこれまで効果的な治療が乏しく、カツラやウィッグで薄毛を隠す等の対応が多かったのですが、再生毛髪医学の進歩により女性の薄毛治療も可能になってきました。
しらゆりメディカルクリニックでは、患者様の症状を的確に診断し、改善まで導く治療を行っています。
ミラクルヘアとは、自身の健康な毛包組織を採取し、これを液状化させたものを治療部位に注入する治療です。当院ではリジェネラを用いて治療します。
健康な自己細胞を使用することにより、毛髪自体を強く健康的な状態に変えていきます。男性型脱毛症(AGA)だけでなく、女性男性型脱毛症(FAGA)にも効果が期待できます。また、内服薬やHARG療法との併用も可能です。
【リスク・副作用】感染、内出血などの症状が発生する可能性がございます。
リジェネラでは、自身の細胞を注入するためアレルギーや副作用ががほとんどありません。髪の毛をつくる細胞に栄養がしっかり届くと、抜け毛の減少や育毛発毛効果、髪にコシやツヤが出てきます。自身の元気な細胞で、弱った細胞を活性化し元気な髪を育てます。
リジェネラでは、患者様ご自身の自家組織を使います。その為、倫理的にも法的にも問題無く、安心で安全に実施できる施術方法です。また、ご自身の組織を使うため、身体への拒絶反応等の危険もありません。自家真皮組織による頭皮のCapillary Regeneration(毛細血管新生)の新しい治療法といえ、期待されています。
一方で、リジェネラは患者様の頭皮の健康状態や脱毛症の進行レベルにより、効果の出方に影響があります。適切な治療でないと、時間的・経済的に患者様の負担になってしまいますので、さまざまな薄毛治療がある中からどの方法が良いかを医師としっかり相談して決定します。
自分の髪が元気になると、おしゃれが自由に楽しめるようになります。また、人との関わりにも積極的になれるようになり、プライベートの充実にも繋がります。お気軽にご相談ください。
ミラクルヘアは、以下の流れで行います。
1
患者様の症状をお伺いし、治療の適正を判断します。
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ご自身の細胞組織を採取します。皮膚の採取部位には局所麻酔を使用します。採取した組織は、専用の機械で液状化します。
3
採取し組織を、頭皮に注入します。注入時には針で刺された痛みがありますが、耐えられる程度の痛みです。ご希望によっては、麻酔の使用も可能です。
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患部の状態をみて、医師の了解を得たらご帰宅です
施術時間は、約50分です。患者様の症状などによって個人差があります。
腫れや赤みが出ることはほとんどありません。経過観察のために通院していただきます。
医療植毛とは、後頭部より採毛し自毛植毛を行う治療法です。
自身の髪の毛を毛根から採毛するため、抜けても再び生えてきます。採毛する部分と植毛を行う部分のバランスが、見た目で重要になりますので、患者様のご希望をお伺いしデザインしていきます。また、植毛した髪の毛が定着したのちは、アフターケアなどは不要ですので負担が少ない治療法です。
医療植毛は、自分の元気な髪の毛を薄い部分に植毛するため、髪質などが変わらず自然な仕上がりになります。また、毛根の方向などを調節しながら植毛するため、全体のバランスが良くなりイメージチェンジに繋がります。
しらゆりメディカルクリニックでは、メスを使用しない方法とメスを使用する方法の2種類の治療が可能です。
メスを用いた植毛法です。
皮を一直線にカットして髪の毛を採取し、移植をする方法です。
メスで切らない植毛法です。
小さなパンチでひとつひとつの株を直接くり抜き、それらを植え付けていく方法です。
痛みが比較的少なく、ダウンタイムは1週間程度となります。
採取部分に大きなお傷を残さないという長所もあります。
※M字ではなく、なだらかで丸みを帯びた額にヘアライン矯正することが出来ます。
しらゆりメディカルクリニックでは、頭皮(薄毛、手術後の傷跡修正)・睫毛・陰部の自毛植毛を行っております。また、自毛植毛専門クリニックである韓国の「chamdoctor clinic」をご紹介することも可能です。
自毛植毛専門クリニック「chamdoctor clinic」について
医療植毛は、以下の流れで行います。
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患者様の症状やご希望をお伺いし、採毛する部分と植毛する部分を決定します。
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麻酔を行い、後頭部や側頭部から髪の毛を採毛します。メスを使う方法の場合、皮膚から切り取りをします。
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採毛した髪の毛を、髪の薄い部分に植毛します。
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患部の状態をみて、医師の了解を得たらご帰宅です。
施術時間は、約1~3時間です。患者様の症状や採毛、植毛する範囲などによって個人差があります。
ダウンタイムは1~2日間痛みが出る場合があります。また、腫れや赤みがでても時間経過とともに落ち着きます。洗髪は、術後2~3日で可能です。
頭皮アートメイクとは、専用の針を使用して皮膚に色素を定着させ、持続性のある“落ちないメイク”を実現する技術です。
頭皮アートメイクの場合、頭皮やはえぎわに行います。洗顔や水泳、スポーツなど、水にぬれたり汗をかいても落ちません。患者様に合わせたカラー選択が可能ですので、自然な仕上がりになります。
メディカルSMP(Scalp Micro Pigmentation)、頭皮タトゥーとも呼ばれています。イギリス発の特殊な染料と針を使用し頭皮に毛穴程の細かな点のタトゥーを施し、まるで毛根から毛が生えているかのような、実際に毛が生えているいるように見せる方法です。
頭皮アートメイクは、最小限の痛みや腫れで施術が可能です。また、カラーが豊富なため、肌色や髪色に合わせたオーダーをしていただけます。他院で行ったアートメイクの形やカラーなどの修正もお受けしております。
しらゆりメディカルクリニックでは、アメリカ業界最大手のBio Touch社の高い技術力と各機関認証の安心・安全な製品を使用しております。
当院の頭皮アートメイク(メディカルSMP)では、生え際やつむじ周りから頭頂部の薄毛にも効果的(分け目・生え際等密度向上)です。 ハゲや薄毛部分に施し、髪と地肌のコントラストを弱め薄毛を目立たなくさせます。(薄毛が気になる部分の補修から広範囲の薄毛補修まで)
色素は表皮と真皮膚の間にたまるので育毛や発毛には影響がなく、育毛治療、薄毛治療との両立が可能です。また植毛でできてしまった傷や怪我や疾患等の傷跡修復にも応用が可能です。
男性だけでなく女性も施術可能です。その場で結果が確認できる施術ですが永久的に持続はしないので定期的なメンテナンスは必要です。
当院では、お一人お一人のお顔の骨格・筋肉・表情・お顔のバランス等を総合的に分析し、お悩みやご希望をしっかりとお伺いして、患者様に合ったデザインのご提案が可能です。頭皮アートメイクをすると、確実に見た目が変わります。不自然にならないか心配される方がいますが、患者様に合わせてカラーやデザインを変え効果的で、自然な仕上がりに作り上げますのでお気軽にご相談ください
頭皮アートメイクは、以下の流れで行います。
1
頭皮の状態や患者様のご希望をお伺いし、デザインを決定します。
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麻酔を行います。施術中の痛みはほとんど感じません。
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デザインした部分にアートメイクをしていきます。緊張される方もいらっしゃいますので少しづつ様子を見ながら行っていきます。痛みには個人差がございますが、できるだけ緩和しながら施術を行います。
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施術した部分の状態をみて、医師の了解を得たらご帰宅です。
施術時間は、約1時間です。アートメイクをする範囲などによって個人差があります。
腫れや赤みが出た場合も、数日程度で落ち着きます。
HARG®療法(ハーグ療法)とは、毛髪を再生させることで薄毛やAGA(男性型脱毛症)を解消する治療方法で、薄毛を根本から解決できる唯一の再生医療です。
人間のあらゆる細胞の元となる「幹細胞」から抽出した、HARGカクテルを頭皮に注入して毛周期サイクルを正常化することで発毛を促します。HARGカクテルはアレルギー物質が含まれておらず、他の育毛剤で起こるような副作用はないと言われており、男性の薄毛だけでなく女性の薄毛にも適用できます。
【リスク・副作用】過敏症・アレルギーなどの症状が発生する可能性がございます。
HARGカクテルを注入した頭皮は「幹細胞」が刺激され活性化し、自ら「成長因子」を分泌し続けるため、発毛が継続します。治療が終わっても発毛が続く、薄毛を根本的に「治す」ための治療です。
しらゆりメディカルクリニックでは、HARG®療法に針を使わないメドジェットを使用することができます。針を使わないため、患者様にかかる負担が大幅に軽減され、痛みも少ない画期的な注入法です。
メドジェットは、ジェット噴射で薬剤を射出し、一瞬で細胞間に浸透させるため、痛みの少ない」「効果の高い」治療を実現します。針の恐怖感、刺入痛がなく、 細胞内で拡散しながら浸透するので拡張痛もほとんどありません。
感じる痛みは通常の針注入と比較して約70%軽減されるため、麻酔が不要となり、患者様の負担が大幅に軽減されますので、不安なく、安心して治療を受けていただけます。
HARG®療法 / メドジェットは、以下の流れで行います。
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患者様の症状やご希望をお伺いし、治療の適正を判断します。
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メドジェットを使用します。炭酸ガスのジェット噴射でピストンを押し、先端30ミクロンから薬剤を射出します。
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治療部分の状態をみて、医師の了解を得たらご帰宅です。
施術時間は、約30分です。患者様の症状や治療する範囲などによって個人差があります。
治療は通常、個人差はありますが月1回のペースで6回(6ヶ月)で終了となります。
薄毛治療薬には、フィナステリド、ミノキシジル、パントガール、デュアルゲン、ロゲインがあります。
フィナステリドは日本で最初に男性型脱毛症を適応として製造販売承認された後発医薬品で、男性型脱毛症(AGA)に対しての脱毛抑制効果薬です。
ミノキシジルは、血管拡張作用が頭皮の血行を促進し、毛根を刺激しつつ栄養を与える事で発毛を起こさせていると言われています。
パントガールは、女性のびまん性脱毛及び毛髪構造退行性変化(ストレスにより細くなった髪、弾力のない髪、もろくなった髪、くすんだ色の髪、日光や紫外線によってダメージを受けた髪) にお悩みの方に使用します。
デュアルゲンは、アレルギー反応の起こりやすいプロピレングリコールが使用されていない治療薬です。
ロゲインは、男性用リキッド・フォーム(5%)女性用リキッド(2%)フォーム(5%)計4種のご用意がございます。
内服療法は、男性型脱毛症(AGA)に対してのものや、血管拡張作用のあるもの、女性のびまん性脱毛及び毛髪構造退行性変化の治療、アレルギー反応の起こりやすい成分が使用されていないものなど、患者様の症状などによって治療法が選択できます。薄毛・抜け毛の原因に合った、内服薬を処方します。
BENEV(ベネブ)療法